文化庁 令和7年度 地域文化財総合活用推進事業(地域伝統行事・民俗芸能等)

公開日 2024年12月02日

更新日 2024年12月03日

 地域の伝統行事や民俗芸能は、その地域に暮らす人々の心のよりどころであり、またコミュニティの繋がりを維持する上で、重要なものでありますが、過疎化や少子高齢化等の社会状況を背景として継承が困難となっています。令和6年能登半島地震及び奥能登豪雨により本市でも継承が一層困難となっています。
 こうした状況を踏まえ、用具の修理・後継者養成など、地域の伝統行事・民俗芸能等の基盤整備の取組に支援を行い、次代への継承や地域活性化を推進することを目的とする本事業の募集が開始されました。
 輪島市では、文化庁が令和7年度に実施する「地域文化財総合活用推進事業(地域伝統行事・民俗芸能等)」について、以下のとおり輪島市内各団体からの応募を受け付けます。地域の伝統文化の継承のため、ご活用ください。

補助事業について

 キリコ祭りといった地域に古くから継承されている輪島市固有の文化遺産を活用した取組が対象となります。(概ね戦前に始まった伝統行事等に関する事業が補助対象)

 1.用具等整備事業 
 2.後継者養成事業
 3.記録作成・情報整備事業

※詳細は「事業の内容及び具体例」をご参照ください。

応募にあたって

  地域の文化遺産の所有者、保護団体(保存会)等によって構成する実行委員会(事務局:輪島市)に参加することが必須条件となります。

採択条件

 採択後に文化庁の作成するホームページに各伝統行事等の情報(伝統行事等の概要、開催日、開催場所、写真、実施状況、団体または代表者の連絡先など)を掲載することが採択条件になります。

事業の内容及び具体例等

1.用具等整備事業

【代表的な取組例】
・地域の民俗芸能や伝統行事に用いるキリコ、獅子頭等の道具や衣装等を修理・新調し、修理現場の公開や、後継者養成も行う取組

2.後継者養成事業

【代表的な取組例】
・地域の伝統行事保存会における会員等の練習 ・伝統行事等の継承に必要な原材料の生産者養成等のための取組

3.記録作成・情報整備事業

【代表的な取組例】
・伝統行事等の継承に用いるための記録映像の作成
・伝統行事等開催当日のオンライン配信等の取組

※補助対象の要件の詳細については、文化庁ホームページ(外部リンク)の「令和7年度募集案内(地域伝統行事・民俗芸能等)」をご参照ください。

補助金について

補助金の額

 予算の範囲内において、補助対象経費の一部(補助対象経費の 85%までを上限)を補助します。
そのため、補助対象経費の少なくとも 15%は自己負担となります(応募状況や予算の成立状況等によって補助率を引き下げることがあります)。

 

補助対象経費の上限

・1,000万円(用具等整備事業、後継者養成事業、記録作成・情報整備事業の合計)
・用具等整備事業のうち、能登半島地震をはじめとした、近年の自然災害による破損等を原因とする用具等の修理・新調を行う場合は、その取組に係る補助対象経費の上限はございません(ただし応募状況や今後の予算の成立状況等によって上限を設ける場合があります)
・用具等整備事業における用具等の新調は、1点当たり 10 万円(税込み)(ただし能登半島地震をはじめとした、近年の自然災害による破損等を原因とする用具等の新調を行う場合は除く)
・記録作成・情報整備事業は同事業単体で 500 万円

 

補助金交付の対象となる事業期間

  採択通知の日から令和8年3月31日まで
  ※令和8年3月31日までに修理等の事業を必ず完了してください。期間外に実施した、または期間内に完了できなかった事業は補助対象外となります。

応募書類及び応募期限

応募書類

(1)事業計画書(様式3)
(2)見積書
(3)仕様書
(4)写真(カラー)
(5)自然災害による破損等の経緯・状況(様式5)
(6)保存会等の規約等
(7)保存会等の構成名簿
※様式5は近年の自然災害による破損等を原因とする用具等の修理・新調を行う場合のみ必要

様式[XLSX:258KB]

応募期限

応募期限:令和6年12月16日(月曜)午後5時

 

お問い合わせ先・提出先

 輪島市教育委員会 文化課(市役所本館3階)
※応募を予定されている団体は、事前相談が必要ですので、必ずご連絡をお願いします。
 担当:輪島市教育委員会 文化課
 電話:0768-22-7666
 月曜~金曜 午前9時~午後5時
※ご来課にあたっては、あらかじめ電話等でご連絡ください。

 

お問い合わせ

教育委員会 文化課
TEL:0768-22-7666
FAX:0768-22-7669