公開日 2021年08月13日
新商品の特徴
純銀台座と蒔絵のコラボレーションによる新しいペンダントと帯止めです。蒔絵の魅力を際立たせ、高級感あふれる低価格帯のアクセサリーです。今回完成した新商品は、形状は26種類、蒔絵の図柄は67種類と多岐にわたり、中でも帯止めは最近流行の和服のアイテムとして幅広い世代で使用でき、日本らしさを引き立たせることができます。
新商品の開発期間・費用
- 開発期間 令和元年8月~令和2年3月
- 開発費用 797千円
開発目的・成果
新しい素材を取り入れることにより現代に合う蒔絵・漆芸品を開発し、一般の漆器市場だけではなく新たな市場に参入することを目指して新商品開発が始まりました。
輪島蒔絵業組合員67名が参加し、どの蒔絵師でも特色ある個性的な蒔絵アクセサリーを製作することができるようになったことは、各組合員の技術力向上に寄与したほか、輪島蒔絵業組合をあげて活動していく環境を整えることができました。今後の作品製作においても新しいデザインの創造が期待でき、更なる販路拡大と漆器業界の発展・活性化に繋がるものと期待されます。(輪島市のふるさと納税返礼品に採用されています。)
新商品開発事業者の紹介 輪島蒔絵業組合

明治41年の設立以来、輪島の蒔絵職人による相互扶助組織として活動している団体です。
主に組合員の作品展示、蒔絵材料の販売、後進の指導を行うとともに、地域の子供達を対象とする蒔絵体験教室の開催などを通して次世代への継承に向けた取組みも行っています。
事業者ホームページ https://wajima-makie.amebaownd.com/