公開日 2013年07月26日
輪島市における鳥獣害対策について
近年、ハクビシン、イノシシ、シカなど鳥獣による農作物への被害が増えてきています。
当市では農作物被害が発生している集落に対し、現地調査及び指導、捕獲檻の設置や「集落点検」等を行っています。
<集落点検とは?>
県・市・猟友会が集落の住民と一緒に、被害のある箇所の見回りを行います。その後、獣害が起きる原因や対策を協議し、今後の対応について検討すること。
また、鳥獣害対策は順番を踏むことが大事です。
1.鳥獣について知る・・・なにが餌となるか、なぜ人に慣れるかを集落全体で協議し、鳥獣害の原因を追及する。
2.守れる集落へ・・・餌付け、人慣れの要因を少しでも取り除くことや緩衝帯の設置(山際から圃場までの間で草刈りを行い、鳥獣の隠れ場を無くす。)を行う事で鳥獣に対し不安を与え、集落への進入を軽減させる。
3.追い払い・・・集落で協力し、鳥獣に簡単には食べられないことを学習させる。
4.柵での囲い・・・自分(集落)で作製。作製した柵は管理が必要です。
5.駆除・・・駆除は最終手段です。(順序を踏んで仕掛けた捕獲檻は何もせずに仕掛けた捕獲檻よりも捕獲率がUPする。)
以上の順序で実施する事が一般的な鳥獣害対策です。
問い合わせ
夏~秋にかけ農作物の実りと共に、鳥獣による農作物被害が増加する傾向があります。
農林水産課では、現地にて被害調査や対策等の相談や指導も行い、また狩猟免許等についてもご相談に乗ります。
鳥獣被害等についてお悩みがありましたら農林水産課までお気軽にご相談下さい。